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【会話】輸血するときに間違った血液型を入れてしまったら、どうなるのか

投稿日:2019-06-21 更新日:

輸血するときに、病院がその人とは違う血液型を入れたら、その人はどうなるの?

じゃあ、今回は輸血の血液型は間違えたらどうなるのか、を話していこう!

輸血の血液型は間違えたらどうなるのか

本題に入る前に、最初に血液型の違いとはなんなのかを説明しておくと、A型の人は赤血球の表面に「A抗原」といわれる物質を持っている。そのため「A型」とよばれる。

同様にB型の赤血球には「B抗原」がある。そして、AB型は、「A抗原」と「B抗原」の2種類とも持っている。

じゃあ、O型はO抗原を持っているんだね!

実は「O抗原」というのはないし、O型は「A抗原」と「B抗原」のどちらも持っていない。

Oは抗原を持ってないのか!つまり、反応する抗原がゼロだから、O(オー)型っていうことだね!

人は、違う血液型への「抗体」というのを生まれつき持っていて、「抗体」というのは特定の抗原に対し て攻撃する役割を果たす。
だから、輸血の血液型を合わせず、たとえばA型の人にB型の赤血球が入ると、持っている抗体がその赤血球を攻撃してしまう。

でも、O型は抗原を持っていないんだよね?

そう!だから、O型はどの血液型にも輸血できる。逆にO型の人はO型だけしか輸血できないんだけどね。

それO型だけかわいそうじゃん!

そうなんだよ。で、間違った血液型を輸血するとどうなるか。
結論から言うと、違う血液型を輸血してしまうと赤血球が崩壊して、地獄の苦しみを味わい、最悪の場合、死ぬ危険性がある。

間違った血液型を輸血すると地獄の苦しみが待っている?

地獄の苦しみっていうのは具体的にどんな感じなの?

軽い症状で言えば風邪のような症状で済む場合もあるけど、それ以外では痛み・寒気・そして輸血の為の針が刺さっていた場所に焼けるような感覚が長時間に渡って引き起こされる可能性がある。

きつそうだね。どうしてそんな症状になってしまうの?

まず、免疫系に存在する白血球の一種である「マクロファージ」が、敵と判断した赤血球を丸ごと飲み込んでしまう。マクロファージによって、赤血球は血管から肝臓などの様々な臓器へとばら撒かれ、分解される。

「マクロファージ」は血液の掃除屋と呼ばれる白血球だね?

特に問題なのは、免疫系が血管内で赤血球を破壊してしまう「溶血(ようけつ)」と呼ばれる現象。この溶血の量が多すぎると、腎不全を起こしたりして命に関わる。

「溶血」ってなんなのそれは?

血が溶けていく???

溶血を起こした赤血球は、あたかも溶けてしまったように細胞としての形や大きさを失って崩壊して、漏れたヘモグロビンによって血液の液体部分までが赤くなる。

その結果、尿も茶色に染まる。あと赤血球はヘモグロビンの他にビリルビンという胆汁に含まれる物質も含んでいる。
流れ出たビリルビンはそのまま肝臓へと押し戻され、そこで更に赤血球の破壊を引き起こした後、黄色い便となって排出される。

そうやって、どんどん赤血球が破壊されていくわけねー

黄色くなるのは便だけじゃくて、ビリルビンが血管内にばら撒かれてしまうと、その人の身体をみるみる黄色に変えてしまう。これは「黄疸(おうだん)」と呼ばれるきわめて危険な症状で、目が黄色く染まる場合もある。

赤ちゃんも生まれたばかりのころに黄疸が出来るけど、輸血での黄疸は命に関わるんだな!

更には、赤血球が分解した物質の数々は血液内・血液外の両方で多数の連鎖反応を引き起こしてしまい、それを終わらせようと免疫系は更に活性化する。
活性化された幾つもの連鎖反応は収束する事が出来ず、身体中の細胞をボロボロにしてしまう。

負のスパイラルに入っていくのか。それが、地獄の苦しみを起こす原因なんだねー

それと同時に、残された赤血球の破片が血管内で凝固し始めて、一つの塊へと変化する。これらの症状をなんとか出来なかった場合、数日で人を死に至らしめる。

地獄の苦しみを味わった上に死ぬって最悪だな。医療が発達していない国なら結構ありえそうだし、怖いね。

滅多にないけど、極たまに日本でも輸血ミスを原因とした死亡事件は起きているよ。

怖いけど、注意のしようないよね。自分がそうなったら運が悪かったとしかいえないね。

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